東京栄養サミットに向けた取り組み

東京栄養サミットに向けた取り組み紹介

1. 東京栄養サミットについて

(1) 東京栄養サミット基本情報

日本政府主催の「東京栄養サミット」は2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症拡大を踏まえつつ、延期開催を検討しています。
本サミットは、ロンドン五輪を契機にスタートしたもので、今回で3回目を迎えます。本サミットに向け、様々な関連イベントも計画されています。世界中から数々のステークホルダーが集まり、栄養改善に関する熱い議論が交わされることでしょう。本サミットの詳細については、栄養サミット公式サイト https://nutritionforgrowth.org/ をご覧ください。

本サミットでは、取り組むべき5つのテーマが設定されており、特にテーマ2では、「Food:健康的な食事と栄養改善の推進、生産者の生計の確保、気候に配慮したフードシステムの構築」が議論されます。

また、ビジネスセクターの貢献について大きな期待が寄せられ、自らの貢献やビジネス戦略を踏まえたコミットメントの発出が期待されています。

(2) 東京栄養サミット 関連資料

2. 東京栄養サミットに向けたNJPPPの取り組み

NJPPPは発足以来、「アジアに進出する日系企業における職場給食の栄養改善」に取り組んできました。世界の大部分の成人が少なくとも1/3の時間を職場で費やすことを考えると、「職場給食の栄養改善」は極めて重要かつ効果的です。また、サミットにおいて重要な論点となる「栄養不良の二重負荷」についても、従業員の栄養改善の成果は日本の貢献策の一つの指標になると考えています。

NJPPPは、これまでの活動の成果を整理するとともに、そこで判明した本質的な課題や解決の方向性について、引き続き検討し、実証的に取り組むことで、持続可能な栄養改善事業の実現を目指していきます。
※2019年度までの活動については「活動報告」をご覧ください。

また、本サミットで期待されているビジネスセクターのコミットメントについて、NJPPPでは日本企業の積極的な取組を国際社会に対して、効果的なメッセージとして発信するための官民一体となった支援を行っています。その活動についても紹介して参ります。